こんばんは。
採用担当から求職者となり、転職活動のリアルを発信中のくまʕ•ᴥ•ʔです。
今回は、私が「20代後半に転職を選ぶ理由」について書いていきたいと思います。
▶︎前回の記事はこちら✏︎【ブラック企業OL】私が転職を決意した5つの理由
20代後半になると、責任のある仕事を任せられたり、後輩育成を経験したりする人も少なくないのではないでしょうか。
その中で、「自分はこのままでいいのかな…?」「今の職場で働き続けていけるかな…」と思い悩む方も少なくありませんよね。
本記事では、採用担当の経験をもとに「私が30歳の節目を前に転職を決めた理由」についてご紹介します。
- 転職は20代の早いうちが有利なんじゃないの…?
- 求められるスキルや経験が足りないのではないか…。
- 未知の職場や文化にうまく馴染めるか不安。
というようなお悩みを持つ方必見の内容です💡
1.20代後半の転職はいいタイミング?
20代後半は、多くの人にとってキャリアの重要な分岐点となる時期ですよね。
この時期に転職を考えることは、キャリア形成において多くのメリットがあり、将来に大きな影響を与える可能性があると考えています。
結論からお話しすると、私が20代後半の転職を選んだ理由は以下の5つ!
- 豊富なキャリア選択肢
- 即戦力としての期待
- 柔軟な思考
- バランスの取れた人材
- ライフスタイルの変化
それぞれについて、以下解説していきます。
①豊富なキャリア選択肢
20代は、キャリアの選択肢が広いため、それまでの経験を活かすことも、新たな業界や職種に挑戦することも可能です。
また、新たな知識やスキルを習得しやすい時期のため、実践を通じてスキルを磨くことができます。
企業は、若手社員に対して成長のポテンシャルを期待する傾向があります。新しい挑戦をする過程で、自分の適性や興味を見極め、将来的なキャリアパスの選択肢を広げることができます。
②即戦力としての期待
20代後半になると、数年の実務経験を積んでいます。具体的な実績やスキルは、新しい職場で「即戦力」として評価されることが多く、採用担当者に強い印象を与えることができます。
具体的な実績やスキルを持つことで、20代前半の人と比べ、転職活動で大きなアドバンテージとなります。
③柔軟な思考
環境の変化や新たな課題に対して柔軟に対応できる「適応力」は、ビジネスの成功に欠かせません。
20代後半は、エネルギーや柔軟性があり、新しい環境に適応しやすい時期です。異なる視点を受け入れやすく、新しいアイデアやアプローチを期待できます。
一方で、30代以降になると、既存の枠組みや慣習に固執し、変化に対する抵抗感が強くなることも…。柔軟な思考の妨げとなる場合があります。
20代の吸収力やフレッシュな視点は、企業にとって非常に貴重な資産であり、組織として新しい挑戦に対応し、競争力を高めることができます。
④バランスの取れた人材
「経験の活用」と「適応力」の融合。
「経験の活用」と「適応力」の2つは、企業において相互に補完し合う重要な要素です。
20代後半は、若さと経験のバランスが取れているため、企業にとって理想的な人材と言えます。新しいアイデアを持ちながらも、実践的なスキルも兼ね備えており、即戦力としての価値が高まります。
変化に柔軟に適応しつつ、即戦力として期待できる。
このように、20代後半での転職は、「早すぎず遅すぎない」絶好のタイミングとも言えるでしょう。
⑤ライフスタイルの変化
結婚や子育ては、重要なライフイベントの一つです。
ライフイベントの前に転職をすることは、生活基盤の整備や柔軟な働き方の実現、キャリアアップの機会、自分に合った職場環境の選択、家庭との時間の確保などに繋がります。
例えば、出産後の転職だと、転職活動の時間確保や面接のスケジュール調整が難しく、子育て中の女性にとっては特に大きな負担となります。
このように、その後の人生に大きな影響を与える時期に、自分に合った職場環境を見つけることは、心身の健康や家庭生活に良い影響をもたらします。
2.次のステップへ向けた準備期間
以上のように、20代後半での転職は、キャリアの発展において大きなチャンスです。
30歳という節目やさまざまなライフイベントを控え、漠然としたキャリアへの不安を感じる方は少なくないでしょう。
まずは、忙しい日常の中でも自分を見失わないように、自分を振り返る時間を設けてキャリアを再評価してみてください。
転職が全ての解決策とは限りませんが、自分のキャリアやライフスタイルを見直す貴重な機会となることは間違いありません。
この時期に得られる「20代後半ならではのアドバンテージ」を活かし、皆さんにとっての最良の選択ができることを願っています。